Appleの開発者向けイベントWWDC24でiOS18が発表されました
今回は特にApple独自の生成AI機能である「Apple Intelligence」に注目された内容でした
毎年9〜10月頃の新型iPhoneの発売と同時期にiOSも一般ユーザー向けに提供開始されますが、
今回のiOS18は追加機能がたくさんあり、そのなかには日本での公開時点では使えない機能もあります
それらを調べてみましたのでシェアしたいと思います
Apple Intelligence
Apple公式サイトには次のように記載されています
Apple Intelligenceはユーザーに無料で提供され、今年の秋にiOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの一部としてベータ版が英語(米国)で利用可能になります。一部の機能、ソフトウェアプラットフォーム、追加言語は来年中に公開される予定です。Apple Intelligenceは、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、M1以降を搭載したiPadとMacで、Siriとデバイスの言語を英語(米国)に設定している場合に利用できるようになります。
Appleニュースルーム
つまり、2024年秋のiOS18リリース時点ではアメリカのみでしか利用できません
さらにそのアメリカで提供されるのはベータ版ということなので、本格的に利用できるのはまだ先となりそうです
追加言語は来年中なので、そこに日本語が含まれていれば2025年には日本でもApple Intelligenceが利用できるようになるかもしれません
ただし、iPhone 15 Proシリーズのみ対応とのことです
メールアプリの分類
受信したEメールが「重要」「取引」「アップデート」や「プロモーション」に自動的に振り分けが可能になったり、1つの企業からの関連するEメールをすべてまとめた新しいダイジェスト表示も可能となります
しかしこれら新機能について、アメリカのApple公式サイトでは「Coming later this year」と記載されているので、秋のアップデートには含まれない可能性が高いです
衛星通信経由のメッセージ送受信
iOS18を搭載したiPhone14シリーズ以降では、メッセージアプリから直接最寄りの衛星に接続してiMessageやSMSでテキスト、絵文字を送受信できるようになるとのことです
この機能ですが、Appleニュースルームには次のような注意書きが記載されています
米国におけるAppleの既存の衛星通信機能とともにiOS 18で利用可能になります。
Appleニュースルーム
残念ながらこの機能はiOS18提供開始時点ではアメリカのみの対応となるようです
Tap to Cash
2台のiPhoneを近づけるだけで電子マネーの送金が可能となるTap to Cashですが、こちらも公式ニュースルームに次のコメントが記載されています
Apple CashサービスはGreen Dot Bank、Member FDICによって提供され、米国内でのみ、対象となるデバイスで利用可能です。
Appleニュースルーム
とのことで、日本での導入は法令的な課題も多そうなので導入されない可能性が大いにありそうです
以上が日本でのiOS18提供開始時点では使えない主な機能でした
iOS18の追加機能は細かい内容も含めてたくさんあるので、日本ではまだ使えない機能は他にもあるかと思います
いずれにしても大きなアップデートなので、正式公開される日が待ち遠しいですね
iPhone16に関する記事も書いたのでこちらもぜひご覧ください
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